原因を治さないほうが良い場合もあるのです - 相模原市 相模大野 整体

菅原治療院

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原因を治さないほうが良い場合もあるのです

  高齢のみなさんには申し訳ないのですが、原因を治そうとして、

一時的に、かえって症状が強くなることがあるのです。

私が昔、助手であったころの話です。

ある86歳の女性は、両方の膝痛で、長い間治療に通っていました。

完全に変形し、正座はもちろんできませんし、歩く時も痛くて大変な思いを

しておりました。

そのうちに治療に来なくなってしまいました。

ある日、街中でバッタリ会ったので、「最近どうですか ?」と聞いたのです。

「おかげさまで全然痛くないです」と言って、スタスタと歩くのです。

見てみると、両方の膝は完全に曲がってしまい、いわゆるガニ股になって、

固まっておりました。

偶然にも左右のバランスがとれたまま固まったので、痛くないのです。

それを、「こんなに曲がったままでは良くないですから、治療しましょう」などと言って

無理に動かすと、せっかく症状が出ずに楽にしているものを、固まった膝を

ほぐしたりすると、支えきれずにずれるかもしれません。

また痛みが出て、歩けなくなるかも知れないのです。

  圧迫骨折というものがあります。

特に高齢者で骨の脆くなった人が、例えば尻もちをついて転んだ時などに

起きやすいのです。

背中や腰の背骨がつぶれてしまい、最悪の場合、そのまま寝たきりになることも

あります。

長く痛みが続きます。リハビリは大変です。

若い人でもなる人はいますが、その場合は、症状が治まったら治療して、

できるだけつぶれた背骨の間が広がって、神経の圧迫から解放されるように

するのです。

一方、高齢者は、もともとの背骨が脆くておこるのですから、へたに原因を治しましょう

などといって、せっかく固まって落ち着いている骨を動かしたりすると、

かえって悪化させることもあるのです。

高齢者、高齢者と、馬鹿にしたような言い方で申し訳ないのですが、

痛みは少しづつ和らいでくるものです。

痛み止めでも、貼り薬でも、温めるでもなんでもやって、

とにかく痛みを和らげることが大事です。

その後、骨折によって歪んだ全身を整える治療を受けたほうが良いのです。

原因は治らなくても、痛みさえ軽減し、日常の生活に支障がなければ、

それで良しとする場合もあります。

その方がかえって良いのではないでしょうか。

下手に功を焦って治療を続け、かえってひどくなるようにしてしまうと、

後々後悔するものです。

原因はどんどん良くなっています、などと言っても、現実に痛ければ信用されません。

私にも経験はありますし、どこまでなら治療してもかまわないのか、非常に悩む点です。

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