敗北と雪辱と望郷 - 相模原市 相模大野 整体

菅原治療院

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敗北と雪辱と望郷

  ほんとに久しぶりにラジオをつけてみたら、

小林旭の「北へ帰ろう」という歌が流れていました。

彼には、同じような歌で、「北帰行」というのがあります。

私自身は北国の育ちであり、また、遠く離れて、東京近辺に在住しておりましたから、

これらの歌の中の歌詞は、非常に胸にしみます。

以前、沖縄育ちの同僚にこのように話したら、「うーーーん」と言って、

いまひとつ、ピンと来ないというのです。

同じ日本人でも、北と南では、ずいぶんと違うものだと、改めて思ったものです。

  北に帰る、という言葉には、なぜか哀愁が伴います。

北国は、寒い所、暗い所、厳しい所というイメージが伴い、数多くの歌も、

そのようなイメージを前提に作られるからでしょう。

勝ち誇った、何もかも上手くいった、幸せいっぱいだ、なんて人間は、

北へ帰るという雰囲気には合いません。何か、南に行くという感じがします。

南は、明るく、暖かく、ウキウキとした、幸せいっぱいのイメージです。

  高校時代に、国語の授業での話。

昔、中国では、北の民族が南に攻めてきたが、敗れて北に帰って行った。

ここから、負けて逃げて行くことを、敗北という、と習ったので、

皆が、ヘーーーツ、成程ねーと感心したのですが、ほんとはそうではないようで。

「北」という字そのものが、人と人とが、背を向けている字だという。

逃げる時には、相手に背を向けて逃げるわけだから、この字一つですでに、

負けて逃げるという意味を持っているという。

負けても、必ずしも北の方角へ逃げるとは限らないから、

この解釈の方が正しいのだろう。

でも、何だか、ロマンが無い。

私が北国の出身だから、そう思うのかもしれないが。

  「雪辱」という字がある。

これも、意味は分かっているのだが、なぜ、「雪」という字が付いているのか

不思議だった。

空から降る雪ではなく、そもそも「雪」という字に、すすぐ、そそぐ、洗い清める、という

意味があるのだという。

だから、相手に敗れたり、辱めを受けたりしたときに、次の機会に相手を破り

名誉を挽回した時に使うのだという。

これも勝手な解釈だが、雪国育ちの私としては、寒い冷たい雪の中で、

歯を食いしばって耐え、ついに逆転勝利を得るというイメージがあるので、

北国出身の人間には、どうしても、こういう風にイメージしたがる傾向があるようだ。

 今もそう呼ぶかは知らないが、望郷演歌という言葉がある。

私は、三橋美智也、春日八郎の、故郷を離れた人間の心を歌った歌詞が、

本当に心底から心にしみる世代であり、自然にメロデーも歌詞も出てくるし、

ついうっかりと、涙の一つもこぼしてしまう。

少し近くは、吉幾三、千昌夫、新沼健二などが歌うのも、望郷演歌であろうと思う。

母を亡くした後は、一気に故郷が遠くなったような気がする。

まさに、「故郷は遠きにありて思うもの。遠く離れて歌うもの」に、なってしまった。

久しぶりにカラオケにでも行って、思いっきり望郷演歌を歌ってみたい気分だ。

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