60歳代の後半、でも新しい恋
昨日に続き、連れ合いを亡くした後の、新しい恋の芽生えの話を紹介します。
なお、この記事は、ご本人の承諾を得ておりますが、匿名です。
今年67歳の女性Rさんは13年ほど治療に通っております。
子供の時からの股関節の不調で、このままでは、歩けなくなるのではないかと
心配になり、治療に来てくれました。
10年ほど前にご主人を病気で亡くされました。
茫然自失という状態で、三回忌を迎えるころにもまだ心の整理ができなくて、
それから数年もの間も落ち込んだままでした。
熱心に治療には来てもらいましたので、股関節の方はまあまあ良い状態が続いております。
2年ほど前に、社交ダンスを勧められ、こんな体で大丈夫かなと思ったようですが、
私も、「治療後に適度な無理のない動きをした方が、改善もしやすいですよ」と言って
勧めました。
やってみたら、だんだんと面白くなり、少しづつですが上達してきたようです。
上がらなかった足が、ここまで上がるようになったなどと言って、生き生きしてきました。
顔色も良くなり、誰が見ても若返ったように見えます。
あまり楽しそうなので、「彼氏でもできたんでしょう」と、からかって言ってみたら、
「実はそうなんです」と、白状してくれたのです。
相手の男性も、奥さんを亡くされた方で、ダンスで知り合ったのです。
双方とも、子供さんたちに紹介して、良かったねと、喜んでもらったとか。
世の中、こんなに順調に進む話ばかりではなく、大変な騒動になる場合もありましょう。
でも、男女の中というものは、自然になるようになるものであり、
ならないものはならないようにと、進むのですから、他人がとやかく言っても始まりません。
結果の責任は本人たちが当然負うべきであり、誰が見てもあまりにもとでも思わなければ、
見守っているだけで十分と思うのです。
Rさん 「今日は、手と足が冷えて冷えて、つらいんです 」
私 「でも、ハートはポッカポカでしょう
」
Rさん 「そうなんです。ナーーーンちゃって 」
私 「体の具合が良くなって、ダンスにも熱心に通ったからの成果ですよね」
Rさん 「センセのおかげです。一時は動けなくなるかと思ったですものね」
私 「今度、その彼氏を連れてきてくださいね」
Rさん 「あら、でも、どこも悪くない健康な人ですよ」
私 「Rさんは、私の理想の女性ですからね。その人のハートを射止めた男は、
私から見れば、憎たらしい、悔しいヤツと言うことになりますから、
少しは痛い目にあわせてやらなきゃ気が済まない
」
Rさん 「キャハハ、キャハハ。センセもお上手ね。 今度連れてきます」
治療のPRではありませんが、じっくりと治療を続けると、必ず良い結果が出ます。
それにプラスして、精神的に心はずむような出来事は、自律神経にも、内分泌、
つまりホルモンにも良い影響を与えます。
大きなことをいえば、一人の人間の人生にも、多大な影響を及ぼしますから、
しっかりした治療は、末長く続けるべきです。
あなたにも、きっと新しい恋のドラマが(待ってるかどうか、知りませんが )。
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