熟年夫婦の、結婚した理由5題
どんな夫婦でも、劇的な出会いのドラマはあるもので。
治療に来てくださる夫婦の物語。
現役警察官の場合
私 「お二人の出会いは、どんなんだったんですか 」
奥さん 「私が勤めていたころ、帰りに駅に降りると、交番に勤務していたこの人が、
いつもずーーーーと着いてくるんです。
ある日、どうしていつも付いてくるんですか、って聞いたんです。
そしたら、最近この辺は物騒だから、身辺警護です、って言うのよ。
それでつい一緒になってしまって」
私 「今も、ちゃんと守ってくれていますか 」
奥さん 「とんでもない、他の女の人を守っているんじゃないですか 」
ご主人 「そんなことしたら、ストーカー行為で、警察に捕まっちゃうよ」
一同 「ワハハハハーー」
退職した、元警察官の場合
私 「ご主人、奥さんと結婚したわけは」
ご主人 「人命救助です 」
私 「ハハハツ、奥さん、今も救助してもらってますか」
奥さん 「とんでもない、今は、私の方が救助してます。変なじい様になってしまって」
ご主人 「おいおい、相互扶助という言葉を使えよ 」
一同 「ワツハハハ」
消防署職員の場合
私 「二人の出会いは」
奥さん 「この人がキザなことを言うのよ。
消防署員の,僕の恋心に火を付けたのはあなたです。
責任とって下さい、だって。だからコロリとだまされて 」
私 「ご主人、今も恋心の火は付いたままですか 」
ご主人 「とっくの昔に鎮火しました 」
私、菅原の両親の場合
私の母は、戦時中、近隣の農家の農作業の手伝いに行った時に、
父の姿を1~2度見たことがあるらしいです。
戦後に、周りの勧めで結婚することになりました。
寒い冬の日に、着物を着て、下にはモンペを履き、ワラで編んだ雪靴を履いて、
雪の梨の木峠を嫁いできたそうです。何か民話風でしょう。
その日の夜、父は母に向かって、言ったそうです。
「俺みたいなものでも良ければ、一生ここにいてくれ。厭なら今すぐに帰ってくれ」
「いつまでもここに居させてください」と、母は答えたとか。
韓流ドラマも顔負けの、せりふじゃありませんか 。
その父も、他界してから20年になります。
おやじー、おっかあもそっちに行ったからね。今度は永遠に仲良くやってくれ。
私の場合
ある年の暮れ、雪のちらつく寒い夜。
窓をトントンと叩く音がするので、開けてみたら、哀れっぽい女が立っており、
「マッチを買ってください」と言うのです。
今、この俺が手を差し伸べなければ、この女は、寒い年の暮れの街中で、
のたれ死ぬであろうと思った私は、すぐに招き入れて、
温かいスープを与えたのでありました。
そのまま居ついて何十年、帰らないのが、女房であります。
ヌワーーーンて言うのはウソ。
私の劇的な出会いのドラマは、残念ながら教えられません。
プライバシー保護条例遵守。ナハハ。
健康法師菅原の徒然草「納得ブログ」
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