「中」とは
先日来た、今度中学生になる、T君に、聞いたのです。
「小、中の次は、普通は大なのに、なんで、高なんだろうね。」
そうしたら、分かりませんと言う。
皆さんは分かりますか。ちなみに私も分かりません。
なんとなく分かりそうなのですが、はっきり説明できません。
私 「食中毒って分かるでしょう」
T君 「分かるけど。でも食事の中の毒という意味ですか」
私 「半分当たっているような。食毒にあたるという意味だね。
中という字には、なかという意味もあるけど、あたるとか、そこなう、
外敵によって害を受けるなんて意味もあるんだ」
T君 「へー、なかなか物知りですね 」
私 「中学へ行ったら、日本語をもういちどよく勉強してごらんよ。面白いよ」
T君 「英語より簡単そうですけど」
私 「英語より、奥が深いよ。もう一つ、卒中って分かる」
T君 「中学を卒業することですか」
私 「それなら良いんだけど、突然に、中風で死ぬことだよ」
T君 「風に当たって死ぬんですか。すごい強風ですね 」
私 「ナハハ、そうじゃないんだなーこれが。卒中風の略でね、
中気とも言ってね、脳の中で出血したり血液が詰まったりして、死に至ることだよ。
手や足が麻痺して、不自由になったり、最悪の場合は、亡くなることもあるんだ。
私の田舎ではね、動作ののろい奴を、チュウギアダリ(中気あたり)と言って、から
かったんだよ」
T君 「中学に入ると、漢文というのがあるらしいですよ 」
私 「あまり難しく考えないで、じっくり勉強すると面白いよ。
中の話のついでに、中庸という言葉があるんだけどね」
T君 「ゼーーンゼン分かりません 」
私 「片寄ることなく常に変わらないこと。行き過ぎも不足もなく程良いこと。
中立とはチョット意味合いが違うよ」
T君 「中という字だけでも、すごいんだね」
私 「ちゅうことです」
T君 「今のはダジャレですか。それを言わなきゃ尊敬したのになー」
私 「
」
健康法師菅原の徒然草「納得ブログ」
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