インフルエンザの予防注射、爆笑、おじいさんの抵抗
インフルエンザの予防注射をしてきました。
80歳代のオジサンが「インフレの注射してくれ」と大きい声で言うのです。
何を勘違いしたのか、デフレの注射なら分からんでもないのですが。
続けて曰く。
Sさん「俺みたいな年寄りに、予防注射なんかホントは、いらねんだよ。
インフレでも何でもひいて、早くくたばってしまえばいいんだと、
女房も息子も思ってるんだけどよ。
俺が風邪引けばあいつ等にもうつるだろ。
本音はそれが怖くて、俺に注射に行けって言うんだよ。
年寄りを大事にしない奴らは、ろくな死に方をしねえんだからな。ざまみろ」
看護婦さんが出てきて。
看護婦「Sさん、もしかしたら、お酒を飲んできたんじゃないの 」
Sさん 「酒でも飲まなきゃ体が冷えて、風邪引くと困るだろ 」
看護婦「酒を飲んでる人に、予防注射はできないですよ」
Sさん 「薬のめぐりが良くなって、かえって良いんじゃないのかい」
看護婦「とにかく、今日は止めておきましょうね。別の日にまた来てくださいね」
Sさん 「こんどっていつだよ。それまでにインフレになって死んだら、
どうしてくれるんだよ 」
看護婦「おうちの人に電話して迎えにきてもらうから、明日また出直してきてね」
Sさん 「明日だって、酒飲むかも知んないじゃねーか 」
看護婦「予防注射が終わってから、一日ぐらい我慢して、それから飲んでも間に合うでしょ」
Sさん 「酒飲めねえんだったら、死んだ方がましだよ。何でそんなに注射を勧めるんだよ」
看護婦「いつまでも長生きして、うまいお酒を飲めるようにするためですよ 」
Sさん 「注射なんかしなくたって、毎日うまい酒を飲んでるよ」
どこかで聞いたことのあるような、オチを言って、おじさんの勝ち。
去年とは違って、今年はあまり大騒ぎもしないで、淡々と予防注射も進んでいるようです。
薬の在庫がなくて、医療機関を見つけるのが大変だった7年前は、何だったんでしょうね。
私の治療室には、血液の温度を、38度以上に上げるベッドがあります。
患者さんが、皆風邪をひいて来ることがあり、当然私にも感染はするのです。
帰宅前に、約1時間このベッドに寝て、全身からぐっしょりと汗が出るほど温まると、
ほとんどスッキリして、風邪の症状など出ないで済みます。
ここ20数年は、私たち夫婦二人は、ほとんど風邪の症状など出たことがありません。
体温を38度以上に上げると、ほとんどのバイ菌は死んでしまうからです。
一応予防注射はするのですが、実際は毎日、予防処置をしているのです。
感染したかと思ったら、ぜひご来院ください。
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